株式会社ランテック計画事務所

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此花西部臨海3号公園

ユニバーサル・シティ (2000)

所在地: 大阪市此花区
発注者: 大阪市
規模等: 街区公園0.37ha

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本公園は、国際的テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」のメインエントランスに隣接している。周囲には商業施設やホテルが林立し、日本のみならず世界中から人々が訪れる場所であり、大阪を代表する街角広場のひとつである。
これらの立地性を活かし、 JR駅からUSJへのアプローチであるイースト・エントリー・デッキ(高さ7m)から眺めることのできるシンボリックなゲートを公園の入口部分に設けることを提案した。

デザインは、USJにちなんだ「映像スタジオ」をモチーフとした。 高さや大きさといったスケールは、周囲や広場内での人々の動きや視線を解析し、俯瞰景・仰観景をシミュレーションした上で決定した。
一方、緑に囲まれたレストスペースからは、テラス広場を通じてシンボルゲートの延長上にUSJのロゴが眺められるよう、「軸」景観を骨格とし、広場・施設を構成した。
また、夜間利用が多いことを考慮し、USJのライティングを背景に、ゲートに仕掛けた照明効果を加えることによって、周囲の景観と一体化した夜のランドスケープをつくり上げた。これらの空間構成や照明効果をより正確なものとするため、計画・設計段階でCGによる景観シミュレーション作業を重ねた。この手法は、空間や光のデザインイメージをつくり上げる上できわめて効果的だった。CGによるシミュレーションは、 今後、周辺景観との関係性を活かしたランドスケープの設計に欠かせないプレゼンテーション手法となるだろう。

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